結婚ってメリットがあるの?4つの視点から結婚を考える。

前記事では「結婚したくない男性」が増えている・・・ということに触れました。結婚したら束縛されて自由ないし、おこずかい制だし、金かかるし・・結婚になんのメリットがあるの?って思うのですね。

「そもそも、結婚をメリットで考えるものではない」
結婚をメリットで語るのはおかしい・・・という考え方は依然として根強いですね
社会学者の古市憲寿(30)氏が「結婚はコスパとスペック重視」と語ってネット上で炎上したのは、
去年(2015)のことだけに記憶に新しいです。
「愛している人と一緒になること・・・それをメリットで選ぶのは、おかしい。
金持ちだから結婚したの?
美人な奥さんを自慢したいから結婚したの?
そんな選び方じゃ、ろくな相手がみつからないよ」・・・ということです。
でも、人間は損得で生きている部分もある。「恋愛」ではなく「結婚」ならば、
多少の現実的な利益を考えるのは当然です。
愛とか絆じゃ、飯食えない。
それでも・・・・愛とか絆とかを求めるのが人間です。どっちも必要なのです。

ここでは、上にあるような「相手の選び方」をメリットで考えるってことじゃなくて
「結婚そのもの」のメリット・デメリットを考えていきたいと思います。

 

①【金銭面】結婚ってコスパいい?
結婚してる人の見解・・・金銭面のリスクがなくなった。収入が増える(家族手当・税金面での優遇)
独身の見解・・稼いだお金を自由に使える
あれれ?・・・どっちも、メリットじゃないか!!
これは「夫婦の形」によって様々なので、こういう違った見解の相違ができるのです。
お金に関しては【子供がいるかいないか】【共働きであるかどうか】によって、変わってきます(下図参照)

①子供なし共働き(パートナー型夫婦)であれば、間違いなく良くなります。稼ぎが2倍になり、家賃も、家電製品代も、食費も半分。家事分担すれば効率もUPです。夫婦別会計が基本ですね。多く稼いでいるほうが、多少多めに家計を出す程度で良いでしょう。別会計なので、自分のお金は自由に使えます。デートや外食も、ワンランクUPすると言う夫婦が多いです。

②子供あり共働き(フリー子育て型夫婦)
子供は早い段階で保育園に預けます。基本は夫婦別会計だけれども、子供や家計分は、別にお財布を立てる感じです。稼いでいるほうが、多めに出しつつ応相談。稼ぎ次第ではありますが、結婚しても独身時代とあまり変わらない生活水準を保ちながら、子供のためにお金を貯める生活が可能です。片方がパートでもこれにあたります。この夫婦が上手くいくのは、家計と家事育児の分担がきちんとできているかによります。

③子供あり専業主婦・主夫(家父長型保護夫婦)
稼いでるほうが、間違いなく金銭面の負担はおおきいですね。男性負担が多いですが、稼ぎによっては気にする必要なくなります。お嫁さんと子供になら・・・このぐらいかけていい!という覚悟があれば、全く問題ありません。

④子供なし専業主婦・主夫(ケア型夫婦)
あまりない形です。子供がほしくても出来なかった人が、このような形になる場合が多いですね。稼いでいるほうが養うのは当たり前、男が女を養うのは当たり前、と思っている人にとってはうまくいきます。生きがいは何か、パートナーに求めるものは何か、お互いの価値観について、しっかり夫婦で話合う必要があります。

・・・こうやってみていくと、結婚の金銭面のメリットは、間違いなくあるのだけれども、
どちらかに偏った場合は、どちらかにはデメリットになり、メリットになる・・・というだけです。
結婚する相手と、将来のビジョンについては、よく話あう必要があります。
金銭的なデメリットがあっても、それで得るもの(家族)が、
その人にとってどれだけの価値があるか・・ということです。
実際にお金が+になるかどうか・・・ということよりも、
結婚による金銭的メリットは「何かがあったときに助け合うことができる」ということかもしれません。


②【精神面】孤独からの開放・・でも、束縛されるの?
結婚してる人の見解・・・孤独を感じなくて済む。安心感がある。
独身の見解・・・・・・・・自由である、束縛がない。趣味に没頭できる。
結婚は「1人の孤独よりも二人のわずらわしさを選ぶ行為」とはよくいったもの。
一般に結婚すると「束縛される」というイメージがあります。
守るものができて「唯一無二のパートナー」や「愛する自分の子供」が手に入るならば
・・・代償としての「多少の束縛」は当たり前。
けれども、結婚しても「夫婦の形」次第で「自由」を手に入れることができます。
子供がいない家庭なら、実際に自由に使える時間は多いですし、
子供がいる家庭であっても子供を得ることが夫婦の選択なのだから、それを束縛・・とは感じません。

束縛に関して、独身の方が不安になるのは「精神的束縛」ですよね。
嫉妬深かったり、行動を逐一聞いてきたり、相手が待てないタイプだったり、制限をかけるような相手だと束縛されてしまいます。一般には、女性が男性を縛るケースが多いですが、男性が女性を縛るケースもあります。お互いに縛られる関係が心地よい・・という夫婦ならば問題はありません。
結婚における精神的メリットは「相手が隣にいてくれるという安心感・孤独を感じない」という面です。その代償のデメリット・・「縛られる」行為は、あなたと相手次第なので、良い夫婦関係を築ければ、なくすことができます。

③【社会面】結婚する儀式(入籍と結婚式)のメリット
結婚してる人の見解・・・社会的信頼が得られる・親を安心させられる。
独身者の見解・・・・・・・万が一別れても面倒くさくない・儀式めんどくさい
同棲していて何年もたっていると・・・金銭面でも、精神面でも「結婚した時と同じメリット」が得られます。【入籍するかしないか】【結婚式をあげるか挙げないか】・・・の問題。
そういう人には、結婚のメリットって何があるの?と感じます。
「老後まで、このままでいいじゃん、寂しくないし、金もいいし!」
親が「結婚して子供を産んで得たものが大きい」・・・という自分の経験から・・
子供にも結婚して欲しい・・・と、痛烈に望むのは当たり前です。
子供を産んでよかった!結婚して良かった!と思うから、子供にも結婚してほしい。
そんな親の気持ちは察しましょう。

社会的信頼とか、親なんてわずらわしい・・・そう考えてる人は「同棲でいいじゃない」って思いますね。
それを、メリットと感じないのです。でも、老後まで・・それが続くのでしょうか・?という問題です。
もし万が一別れることになっても、同棲なら簡単に別れることができる。
こういう人は「別れるかもしれない」ということが大前提になっているので
、後ろ向きの付き合い方をしています。
それは自由であるけれども、別れる可能性を引き込んでしまう。

結婚・・という「誓約」は「別れにくい」というメリットを作り出す。
何かあっても、結婚していれば解決しようとして頑張れる、
同棲なら簡単に別れてしまうかもしれない。
金銭面と精神面のメリットを「継続させてくれる」力が、結婚という儀式にはあるんですね。
それが、社会面における結婚のメリットです。
そして、継続こそ、社会的信頼に繋がります。

④【将来面】結婚してる人としてない人の未来
結婚してる人・・・パートナー、もしくは、子供や孫に囲まれた未来
独身の人・・・・仕事がんばって、友達に囲まれた未来
将来面においても、夫婦の形で違ってきます。
結婚しなければ良かった・・・と思う人もいれば、
結婚して良かった・・・と思う人もいるでしょう。

統計では、既婚者の男性は75%・女性は80%が「結婚して良かった」と答えています。
この統計は老後・・・になれば9割を超えます。
高齢化社会である現代において「老後」をどうすごすのか、というのは命題ですね。

歳をとるにつれて・・・友達は結婚していき、エネルギーがなくなり、お誘いも減る。
独身でも、エネルギッシュで周りにいくらでもアクセスしていける行動力のある人ならば、
老後も楽しめる可能性はあります。
しかし、安定が欲しいな、疲れたな、落ち着きたいな・・・と思う人であれば、
結婚したほうが良いかもしれません。

若い時は、老後なんて想像できないかもしれないですね。
まだ、周りが独身が多いので遊んでもらえますから!「独身でもいいじゃん!」って思っている人は、
30代~60代の人の生活の変遷に、より耳を傾けてみてはいかがでしょう?
結婚による、将来面のメリットは「支えあえる家族がいる」ということです。
歳とともに体は老いていきます。
何かあったときに、友達が助けてくれるか?
彼氏や彼女は責任もってくれるでしょうか?
今頼りにしている親がいなくなった時、誰を頼れるでしょうか?
今は、シニア婚活も盛んなので、焦る必要ないかもしれませんが、
愛をはぐくむ時間は多いほうが、信頼関係のもてる老後が築けると思います。

おまけ・・・「結婚願望」の有無は、環境からおきる
私の調査だと、結婚願望のあるなしはその人の環境から来てる場合が多いです。
「結婚」という未経験な事象は、周りを見るしかないのですね。
アンケートみても、ブログ読んでも、身近な体験がリアルなデータとして自分に蓄積されるわけです。
例えば、幸せな夫婦が身近にいたり、親がラブラブで幸せそうだったりしれば「結婚したいな~」とおもう。
逆に、嫁の愚痴を言う上司が身近にいたり、友達がみんな離婚してたりしたら「結婚は面倒だなぁ~」と思うようになる。

その他には・・・環境には問題なくとも、将来のビジョンがない人は、
結婚願望どころか、願望自体が見当たらないですね。
ビジョンが曖昧な方は結構います。

今まで、結婚に関するメリットを客観的に述べてきました。
「なんだか結婚って良さそうなものだけど、したほうがいいと思うんだけど、メリット感じない」って人は
「上手くいっている身近な夫婦」と、交流してみてください。
幸せじゃない夫婦の話を鵜呑みにすると、うまくいかなくなるだけです。

じゃ、結局どうなの???結婚はメリットなの?
ここまで考えてくると・・・
結婚がメリットになるか、デメリットになるかは、ひとえに「自分達次第」という結論になりました。
「選ぶパートナー次第」・・・と考える人もいるでしょうが、夫婦というのはお互いで形を作っていくものなので、他人任せでは失敗します。だから「自分達次第」なのです。

メリットを得るには、リスクが必要だけど
「そのリスク(デメリット)が自分にとってどれだけクリアできる問題か。自分が望んでいる将来のビジョンは何か?」
ということを真剣に考えて、良いパートナーをみつけれれば、結婚は必ずメリットになります。
結婚のメリット、デメリット・・・世間じゃ、色々言われていますが・・・・
結婚が失敗すればデメリットになるだけで、うまくいけばメリットになる。
ただ、それだけのことだったのです!

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